ご 挨 拶
この度 「第30回乳癌基礎研究会」 を令和4年07月16日(土)、17(日)に伊香保の「森秋旅館」を会場として開催させて頂く運びとなりました。歴史と伝統のある本会を群馬大学 乳腺・内分泌外科で担当させていただきますことを、大変光栄に存じております。群馬での開催は、2017年の堀口淳先生(現 国際医療福祉大学 乳腺外科 主任教授)に引き続き5年ぶりとなります。まだまだ新型コロナウイルス感染症の感染蔓延が落ち着かない状況ではありますが、このような状況であるからこそ研究活動を深める機会を持つことが大事であると考え、膝を突き合わせて議論ができる現地での開催を目指し、ハイブリッド開催にて執り行うことを予定しております。基礎と臨床、そして人と人を繋ぐ機会ということで、「繋ぐ」をテーマとさせていただきました。しかし、新型コロナウイルス感染症による感染拡大の状況により、完全WEB開催への変更も見据えて準備を進めさせていただきます。
本研究会は乳癌の基礎研究の発展のため、病因病態を検討し、さらに予防、診断、治療法の発展に寄与することを目的とし、今回で30回目となります。基礎、臨床に携わる多くの皆様にご参加いただき、人と人を繋ぐということ、さらには伝統ある本会のこれまでと現在、そして未来を繋いていく、そのような会にできればと考えております。皆様にとって、繋がりを感じられるような会になるよう、教室員一同準備を進めて参ります。ぜひ多くの方からの演題のご
応募、ご参加をお待ちしております。
第30回乳癌基礎研究会
会長 藤井 孝明
(群馬大学 乳腺・内分泌外科 診療科長/診療教授)