群馬大学 ICTデータサイエンスコンソーシアムとは

群馬大学 ICTデータサイエンスコンソーシアムでは、群馬大学の所有する ICT のノウハウをメンバーに共有し新しい ICT サービスを社会実装する開発を推進します。

開発環境基盤

 ICT関連の3つの群馬大学内のセンター「数理データ科学教育研究センター」「総合情報メディアセンター」「先端医療開発センター」とコンソーシアム参加メンバーが連携して、Needs調査、企画立案、仕様の設定、プログラム開発、サーバ実装、POCまでを一連のプロジェクトとして推進します。大学内センターに限らずプロジェクトテーマごとに、大学の教員、大学院生、学生も適宜参加します。

産学連携教育について 

 秘密保持契約と参加企業の同意を得た上で、学生や大学院生を実習の一環としてプロジェクトへの参加させる場合があります。

社会人大学院生の受け入れ 

希望される参画企業からの社会人大学院生(2022年度より)の受け入れを行います。

開発事例の紹介

1. G-Training を用いたオンラインハンズオンセミナー

群馬大学が開発してきた、オンライン実技実習を行うためのInteractive Learning System(G-Learning)と機材からの外部画像を共有できる遠隔講義システムを組み合わせたオンラインハンズオンセミナーの紹介です。

 G-Learning systemは、受講者が必要な情報を選らんで学べる高性能な教材を簡便に作成するためのシステムです。これまでの動画を眺めるタイプのe-learning では難しいと言われてきた実技実習のオンライン化を実現しました。

 G-Learning で作成されたInteractive Learning Systemの紹介はこちら

   https://idsc-gunma.jp/g-learning/DEMO

 超音波ガイド下穿刺セミナー用の事前自己学習教材はこちら

  (IDとしてメールアドレスを入力してください。中断したところから再開できます)

       https://idsc-gunma.jp/g-learning/GUC

受講生側の機材の配置
Online接続中のPCを手元の前において、遠隔からの講師の見た目画像と超音波画像を参考にしながら、自分の手元と超音波画像をみてトレーニングします。
セミナー前の自己学習でも、同じ配置でInteractive online learning systemを見ながら自己学習をします。


HDMIの出力のついているエコーではPCにコンバーターを通してつなぐことで講師に自分の超音波画像を共有することができます。

 2. G-Registry 

患者さんの症状やQOL(生活の質)などの情報は治療法の有効性を評価するには重要です。これまでアンケート用紙に替わるスマートフォンに対応しスマホ操作になれていない人でも入力できるように、一画面一質問・スタンプ入力形式と選んだ項目により次の項目が決まる独自のアルゴリズムを搭載し時間と労力を必要とした入力作業を軽減します。汎用的に使用できるように設計したため、さまざまな分野での応用が期待されています。

参加募集

コンソーシアムの趣旨に賛同し、協働してICT 技術を用いた開発及び普及を推進する企業、自治体、教育機関、システム利用者などの参加を広く募集します。ご不明の点は、お問い合わせ先までご連絡ください。

 

ICTとデータサイエンスの関係する「数理データ科学教育研究センター」「総合情報メディアセンター」と附属病院の「先端医療開発センター」の3つのセンターが協力しています。

大学内センターに限らず、プロジェクトテーマにより群馬大学の教員、研究者、大学院生、学生も適宜参加します。